リアル書店

グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)

グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書)

この本の中で一番気になった指摘。それは自分のためにカスタマイズされたニュースや、SNSサービスの中で閉じられたコミニュケーションに慣れ親しんでいると、”偶然の出会い” に会うチャンスが減ってゆく、という点。要するに必然の出会いだけをえり好みして求めていると、はっと我に返ったり、目を見開かされたり、といった経験に出会えなくなる、ということなのでしょう。”人は運命の糸が8割” とは明治大学の諸富祥彦教授の弁。運命の糸に出会うには、多様な出会いが必要だと感じました。
そこでネット書店ばかりでなく、たまにはリアル書店もぶらっと覗いてみなくては、と近くの書店へ。わーっと多種のジャンルの本たちが迎えてくれる、わくわく感はやっぱりリアル書店ならではですね。
下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

この本が目に留まりました。副タイトルが ”学ばない子供たち、働かない若者たち”とあります。なぜ勉強するのか、という問いに多くの親や先生が明確に答えられない中、示唆に富んだ指摘がたくさんありました。他にも数冊求めました。