2021-01-01から1年間の記事一覧

母親業卒業

あさのあつこさんの「彼女の物語」の一節に我に返る。若いころ、自分を生きていなかったなあ、無理をしていたなあ。自分をつくっていたなあ。自分で立って歩くことを諦めてしまっていたなあ。 沢山の情報があふれる中、自分が自分でいること、自分を肯定する…

コロナで心配なフレイル

コロナ人災(と私は呼んでいます)が一年を過ぎ、一回目の接種は終わりましたが、今後以前のような活動を再開できるのはいつになるのか見通せない中で、足腰の筋力低下、意欲の減退など、要介護状態ではないけれど持病と事故で様々な心配がある両親の体力低下…

男女差別は戦争への道

東大学長と理事8人合計9人の執行部の内、5人が女性となり、国立大で執行部の過半数を女性が占めるのはめずらしいそうだ。 また、大磯町議会も2003年7月に全国で初めて、男女同数の議員比率になってからその傾向が定着しているという記事を読む。 ところで、…

何もかも投げ出したくなりそうになる一歩手前ですること→料理

こんな地震の巣窟国土に”永遠に消える事のない火”原発を何十基も抱える上に廃止できず、オリンピックのためにコロナ対策をしない政府なのに、支持率40%とか、国会は誰それがだれとご飯を食べてどっちが一万円払った、とか何とか。地球環境もやばい。今度は…

SDGsは百害あって一利なし

最近気になる記事が三つあります。 1つ、人類が「人新世」の時代に突入、 2つ、地球上の人工物と生物の総重量が並び、最多はコンクリートで人工物は年300トン増加、2021年中にも上回る可能性、 3つ、昨年12月に「労働者協同組合法」が成立し、欧米でも社会主…

もうやめよう、オリンピック 一から出直そう、日本

日付が変わる前に福島沖で大きい地震がありました。暗闇で思った事。まず被災地福島の事。そして、もういい加減やめようよ、やめさせましょうよ、きっとメダル合戦も悪いけどぼろぼろ、こんな手垢まみれのオリンピック。だって80%の人が反対しているのでし…

「女は黙ってろ」と言われて

JOCの森会長がした「女性が沢山入る会議は時間がかかる」の発言について、コラムニストの斎藤美奈子氏はつまりこれは「女は黙ってろ」と言ったに等しいと東京新聞で言っておられました。 いつもこの方の痛快で直球のコラムにはすーっと理解が整理されます。 …

大人でも、「今の将来の夢」をもって、今かなえる

なりたいもの、したい事はいつかではなくて今すぐにかなえる、事にします。 大人になっても別にこうなりたい、あれがしたいを諦める必要はなく、毎日夢を持って良いのですね。子供の頃にはたくさん夢がありました。「現在の将来の夢」を諦めると、苦しくなり…

これまでの日常に戻る事を目標にしない

コロナ禍からおよそ1年経ちます。 暦がいちサイクル回るまでは「昨年の今頃はこんなことが出来たいたのに。早く終息してあれをしたい、行きたい、会いたいと望んでいました。 丸々一年が経つと、”昨年を思い返し”てもそこにはコロナ禍の日常しかない訳で、そ…

日本のコロナ災禍は人災

感染者増が止まらない。悲観論を言うつもりもないが、この災禍、恐らく数年続くことだろう。世界中が大変なことになっているのだから、簡単に終息するはずがない。 日本の病床数は先進国の中で高水準にあるのに、医療崩壊が起きているのはなぜか。 政治が機…

「日本語が亡びるとき: 英語の世紀の中で (ちくま文庫)」 と日本の危機

英語が大切、これからは英語の時代、と一体いつから日本人は言われてきたのだろうか。 少なくとも私の学生時代、もう40年前になるけれど、中学に入るときはそう言われていた記憶が濃厚にある。 私はそれを安易に信じ、騙されてしまった一人。いつも疑問に思…