[Book]自分の脳もある程度操作可能なのか

海馬 脳は疲れない (新潮文庫)

海馬 脳は疲れない (新潮文庫)

腕や足を動かしたり、食事をとったりという動作は自分である程度操作可能ですが、心臓の動きやましてや脳の動きに働きかけるというのは無理と考えていました。でも、脳も ”どう動かすか” 考えて生きないとダメなんですね。

  • できないかもしれない、とストッパーを掛けない
  • 脳は刺激がないことに耐えられない
  • 海馬は生存に必要な情報かどうか判断して、必要なものだけ記憶するが、好きなものを判断するのがその隣の扁桃体なので、扁桃体を活性化すると海馬も活性化する。つまりすきなことは覚えやすい。好きこそものの上手なりは本当のこと。
  • 悩みがあるときは、その悩みを一旦自分から切り離し、”これがもし他人の悩みだったら”と考えると、客観的に悩みの芯が見えてくる。
  • 旅をするほど海馬は鍛えられる。
  • やる気を生み出す場所は脳の側坐核にあり、そこが刺激されるとやる気が生み出される。刺激があると活動する場所なのでやる気がなくても、まずやり始めてみるしかない。
  • 眠らないと海馬に情報を整理する猶予を与えないことになる。
  • 創造性も記憶力から来ているから、センスも学べる。

などなど、今から心がけるとよさそうなことがいっぱい。とりあえず忙しくて旅は無理だけど、違う街を歩いてみようかな。