不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か (光文社新書)

不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か (光文社新書)

読書が好きとはいっても、小説ばかりでは現実逃避、という指摘になんとなく納得しつつ、私としては小説もいわゆる学習本もバランスよく読みたいです。立花隆氏が、いつも読みたい本がある幸福、を告白されていましたが、ジャンルにとらわれない活字とのふれあいが、ときに生き方の迷いを受けとめ、ときに必要な知識を与えてくれるんだと思います。また著者は好きこそものの上手なれに疑問符を投げ掛けています。一番好きなことは仕事ではなく、趣味のほうがいいのかも。二番目に好きなことくらいが、仕事にするには現実的なのかもしれません。臨月を迎え、なかなか外にでられませんから、本の趣味があってよかった。スケッチ(もっぱら家族や家の中)も楽しんでいます。