本の紹介

今日は以下の本を紹介させてください。3.11のずっと以前から原発の危険を専門家の立場から訴えづづけていた科学者の方がいらしたのです。小出裕章先生をはじめ、その方々は、原発を進める政府に何の疑問も持たず日々の享楽を目いっぱい楽しんでいた国民が大勢だった時にも、根気強く原発の危険性や、事故になった時のシュミレーションを提示していてくれていました。特に最後に紹介されている、瀬尾先生の、若狭湾原発地震によって放射能漏れをおこし、国民に汚染の実態が知らされぬまま、関西に放射能雲が流れ、ついには東京で放射能の雨となり、本土を人の住めない廃野と化す様子を描いたSF風の小説は、これがSFでなかったことを今更ながら知ったことに、大人としての責任を感じるのです。

「新聞うずみ火」連続講演 熊取六人組 原発事故を斬る

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