もうやめよう、オリンピック 一から出直そう、日本

日付が変わる前に福島沖で大きい地震がありました。暗闇で思った事。まず被災地福島の事。そして、もういい加減やめようよ、やめさせましょうよ、きっとメダル合戦も悪いけどぼろぼろ、こんな手垢まみれのオリンピック。だって80%の人が反対しているのでしょう?

あんなガタガタの組織のトップが、しかもコロナ災禍の最中に、オリンピックをしたらどんなことになるか火を見るよりも明らか。真面目で勤勉、時間に正確で丁寧な仕事をする日本の良さは、失われました。先人達にはその記憶も技も残っているかもしれませんが、沢山の立派な先人たちは「老害」などど言われる多くの無能政治家と一緒くたにされ、ものを言っても聴いてもらえず邪魔にされるだけとなりました。

夏の暑さを思い出しましょう。そもそも、あの暑さの中、オリンピックなど、してはいけない。熱中症でバタバタと人が倒れる事でしょう。加えてこのコロナ災禍。医療従事者はコロナへの対応で疲弊しきっています。その上、これからワクチン接種でもうひと踏ん張りしてもらわなくてはならないのです。昨年からテレワークも出来ず、ずっと働き詰めです。真夏くらい何とか少しでも休んでもらいましょうよ。涼しい部屋でおいしいものを食べて、家族と一緒に。加えて、遠方の家族にずっと会えていない、たくさんの人達も、必要な家族は夏くらいのんびりと会えるように、しっかり前後の検査を行える体制を作って移動できる体制にしましょうよ。

そして原発事故。私達は人類にとって最大の負の遺産を生み出し、以前の福島を失ってしまいました。悲しいですが福島県の一部はもう人が住めるようになることはないでしょう。国土の一部が永遠に失われてしまいました。そこを故郷としている人たちの胸の痛みはいかほどか。なぜ忘れるのでしょう。最初からオリンピックは反対です。

「東京」と名の付くオリンピックで次々に醜態を世界にさらして、これ以上東京の地名を汚すのもやめて欲しいです。

私達はこんな馬鹿じゃない、と言いたい。一緒にしないで、と。

私達日本人はもっと静かにしないと。SYAY HOME して気づいたことも沢山あるはずです。暇さえあれば買って、移動し旅行して、そんなにせかせかと生きる必要があるのか、と。次々に新しい事やモノを探さなくても、実は心豊かに暮らせるのではないのか、という事を。

沈思黙考の時間をもちましょうよ。もっと一人で、自分で、考える時間を持つ。その上で周りの人と語りあう。ささやきあう。

アマゾンで買わなくても日常に物は「アルゾン」です。欲しいと思ったものは、実は大体「ある」か、または「創り出せる」。

なぜ、コロナ災禍が起きて、広がり、私たちは今までの日常を手放しているのか、そこに人類のおごりがないか。コロナが収束した後も、「以前のような日常に戻りたい」と切望する日常に戻っていいのか。なぜ福島という日本人のふるさとは失われてしまったのか。なぜ、なぜかと探し、考える。

痛めつけれれている人々がいる脇でお祭りしていいのかを考えたいです。スマホもネットも便利なものはあっていいです。でも日本に少し前まではあった、日常を楽しみ、真面目に手を使って働き、近所の人と井戸端会議をして、足りないものは分け合い、陽が落ちたら家族で食事が囲めるような生活を良しとできるように、一から出直しましょうよ。

足りないのはオリンピックではない、未来へ迷惑をかけない穏やかな日常です。